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絨毯クリーニングと段通について


みなさんは「段通(だんつう)」という種類の絨毯をご存知でしょうか?
手織りで織られており、幅があるのが特徴です。

有名なのは「中国段通」です。
もとはペルシア(現イラン)で作られており、中国へはシルクロードを通り伝えられたといわれています。
ペルシャ絨毯と同じように、中国段通もシルク糸やウールを結びつけながら、形状を整えていく手織りの絨毯です。
そのため、出来上がるまでには長い時間がかかります。

段通を自宅でクリーニングできるのか?


中国段通は美しい絨毯ではあるものの、3〜5年も利用すると汚れが目立つようになります。
ペルシャ絨毯などの高級絨毯はパイル(厚さ)が薄いので掃除機で汚れを取りやすく、ダニや虫がつきにくいです。
しかし中国段通はパイルが厚いため、掃除機では汚れを取り切るのが難しく、ダニや虫くいに遭う可能性があります。

こういった理由から、自宅でのクリーニング(以下ホームクリーニング)は難易度が高いのです。

ホームクリーニングをする際の注意点


ホームクリーニングも頑張ればできるかもしれませんが、脱水が完璧にできるかどうかが重要です。
絨毯を洗うと、大量の水分を含んだ絨毯を目の辺りにして、その重さに驚くことになります。

サイズが大きく元から重さがある絨毯は、大人の男性でもなかなか動かせないレベルで重くなります。

そのまま水気がなくなるまで放置すると乾くと思いきや色が滲む場合や異臭が漂よう場合もあり、最悪は変形する場合も。

ブロック塀に干した日には、房などの箇所へ色が付いてしまい、そのまま乾き染みにもなってしまいます。

まとめ


間違えたホームクリーニングで付いてしまった乾き染みなどは容易に落とすことができません。
数年に1度の頻度ですし、余計な汚れを増やす結果となるホームクリーニングをするよりも、絨毯クリーニングのプロのいる専門店へ相談することをおすすめします。

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