東京都 Y様 (中国緞通:クリーニング、染み取り作業)
公開:2018/01/12 更新:2022/05/25
中国緞通シルク120段のメンテナンスを紹介いたします。
「玄関先に敷いている絨毯の色が薄まってきている」とお問い合わせを頂きました。
中国で生産される絨毯の多くは化学染料が使われていますので、表面の日焼けが出やすくなります。
その後薄くなった色の部分に色を付ける作業を行うのですが、日焼けした色に合わせることが困難で日焼け部分全体を色塗りする手間のかかる作業となります。
色のついたシルク糸まで広範囲にわたり点々とシミがあります。
絨毯全体の様々な場所にシミ汚れがありましたが、写真は一部分のシミとなります。
まずは水洗いクリーニングをしたのち、全体に染み抜き作業を行います。
シミ取り作業でしっかり汚れが落ちましたので、染み汚れが気にならなくなりました。
化学染料は紫外線に当たりますと色素が分解され、退色や赤みがかったようになります。
中国緞通をお持ちの方は日焼けにご注意ください。
ペルシャンギャラリースタッフからのコメント
日頃の防止策として日当たりの良いお部屋に絨毯を敷く場合レースカーテンを閉めるかブラインドは角度を変えて日の入り方を弱めることで日よけ対策となります。
今回のご依頼内容は下記の通りになります。
絨毯種類 中国緞通シルク120段 120×180cm
対応内容 絨毯クリーニング、シミ取り、日焼け修理
費用 合計 約8万5千円(税込)
作業日数 約1ヵ月
汚れを付けてしまった場合は対応が早ければ早いほど落ちやすいので、お困りの際は弊社までお気軽にご連絡下さい。
専門のスタッフが丁寧に説明致します。