宮崎県 O様 (ペルシャ絨毯:クリーニング、滲み+染み取り、色付け、房交換)
公開:2022/07/22 更新:2022/10/10
宮崎県のO様より「大雨の影響による床下浸水によって絨毯が濡れてしまいました。大切に使ってきた絨毯なので、なんとか直したいです。」とご相談を頂きました。
水濡れがひどい状態ですと修復が困難なため、状態を確認するため一度弊社へ絨毯を送っていただきました。
「元の状態までに戻したい」とのご希望でしたので、今回はクリーニング、染み取り、色付け、滲み修理、房交換を行います。
長い時間濡れていたためか全体の色がかなり滲んでしまい、柄がぼやけています。これに関してはクリーニングと染み取りで全体の滲みを落とした後、裏面の色彩を確認し色を付けていきます。
白い房糸に関しては赤い染料が滲んでおり根本から毛先まで染まりきっていますので、今回は房自体を新品に交換します。
いかがでしょうか。慎重に作業を行った結果、全体的に赤く滲んでしまっていたベージュ柄も、今でははっきりと確認できるようになりました。
房糸も新しくなりましたのでペルシャ絨毯ならではの、購入当時の美しい仕上がりになったと思います。
ペルシャンギャラリースタッフからのコメント
今回のご依頼内容は以下の通りになります。
対応内容:絨毯クリーニング作業、染み取り、色付け、左右房交換
費 用:合計 約100,000円
作業日数:約1ヶ月
2022年の夏は水害に遭われてしまった方も多いのではないでしょうか?
絨毯が濡れたままの状態になりますと、滲みが広がるだけでなく、カビが発生する確率が高くなります。
お早めにメンテナンスをご検討ください。
その他、各種絨毯のクリーニング料金は以下の料金表ページにて確認が可能です。