大分県 K様 (インド絨毯:クリーニング、房交換作業)
公開:2021/12/09 更新:2022/07/08
今回は大分県のK様よりご依頼いただきましたメンテナンスをご紹介します。
ご依頼主のK様から「房糸が擦り減り、見た目が不格好なってしまい、購入時のしなやかさがなくなっている」とのご相談を受けました。
最低限の修復作業のみとのお話になり、クリーニング作業と上下房交換を行うことになりました。
日本は海外に比べ高温多湿の為、硬化が起こりやすい傾向です。
空気中の水分を吸収した糸は自然乾燥の際に強く縮んだ後、固くなった状態で乾きますが、この状態では針が通りにくく、修復が困難となりますので初めにクリーニング作業で糸を柔らかくする必要があります。
作業工程としてクリーニング作業で絨毯全体を柔らかくし、次に房交換作業を行います。
いかがでしょうか。以前より明るさが増し、カシミール絨毯の特徴でもある柔軟さが蘇りました。問題の房部分は交換を行った事によって、しっかりとした印象が感じられます。
十分に耐久性を回復した絨毯は今後も長くご使用いただけるでしょう。
ペルシャンギャラリースタッフからのコメント
今回大分県のK様よりご依頼いただいたメンテナンス内容は以下の通りです。
絨毯種類 インド絨毯カシミール産シルク 玄関サイズ(120×70cm)
メンテナンス内容 クリーニング、房交換作業
メンテナンス費用 合計 3万8千円(税込)
作業日数 約3週間
「以前のような滑らかさがない…」「見栄えが良くない」といったお悩みの方は是非メンテナンスをお試しください。
またのご利用をお待ちしております。