絨毯クリーニングと料金について
絨毯やラグを自宅でお使いの方は多いと思いますが、洗濯はされているでしょうか。
絨毯は決して安いものではありません。
そしてしょっちゅう変える物ではありません。
絨毯クリーニングをすることにより、汚れが落ちるだけではなく、メンテナンスされてより長く美しい状態を保って使うことができるようになることをご存じでしょうか。
絨毯は常に部屋の一番低い位置にあります。そのため、物をこぼしたり、足の汗などの脂が染みとして残ってしまっていたり、ペットを飼っている方は臭いが染みついてしまうなんてことが多々あり、実はとても傷みやすいものなのです。
とはいえ、絨毯はその部屋のインテリアの中心的役割を果たし、部屋のセンスを左右する重要な役どころですので、こだわって選ばれる方が多いと思います。
絨毯クリーニングはそんなお客様の絨毯への思い入れを加味して丁寧に行われます。
一般的には絨毯クリーニングは家庭ではまずできない丸洗いを行います。その際、手洗いブラシを使って、繊維の中に入り込んだ埃や臭いの元についても徹底的に排除します。
そして、大量の水ですすぎます。
すすぎの過程が甘いと残留洗剤があり、体質によってはアレルギーの原因となったり、生地の劣化につながります。
また、周囲についた房(フリンジ)の修理や付け替えもしてもらうことができます。
では、その料金はどのぐらいの相場なのでしょうか。
絨毯クリーニング専門店の場合は、最高級のペルシャ絨毯(シルク)が12000~20000円/㎡、ペルシャ絨毯(ウール)が7000~12000円/㎡、中国シルクが8000~12000円/㎡、中国ウールが4000~5000円/㎡、機械織り(化繊)が1500~3000円/㎡、程度です。
業者により差がありますが、送料が15000~20000円以上の場合は無料、有料の場合はプラス2000円程度の所が多いです。
また、オプション料金は房の付け替えが20000円前後、ふち(エッジ)がかりが10000円程度です。
料金は業者により差があります。それは洗剤の種類や職人の腕、扱える修理やサービスの種類など、その店独自の売りにより異なります。
業者が様々あるのに伴って、業者により出来上がりに差が出るのも現実です。
高級な絨毯を長く大事に使っていきたいという場合は、2~3年に1度はメンテナンスも兼ねてクリーニングすることが推奨されています。そのため、まず信頼できるクリーニング業者を探すことがとても大切です。