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絨毯をコインランドリーで洗濯するには!手順やポイントを解説

コインランドリーにはさまざまなサイズの洗濯機があるため、自宅の洗濯機には入りきらないような大型サイズのものも洗えます。定期的に洗濯したいかさばるアイテムにはさまざまなものがありますが、その中の一つに挙げられるのが絨毯です。本記事を読んでいる方の中には、絨毯をコインランドリーで洗うことを検討し方も多いはず。実際のところ、絨毯はどのようなタイプのものでもコインランドリーで洗えるのでしょうか?

本記事ではどのような絨毯ならコインランドリーで洗えるのかを確認した上で、コインランドリーで洗える絨毯の見分け方や、コインランドリーで絨毯を洗う際の手順などを解説します。

絨毯はコインランドリーで洗えるの?



結論を先に述べると、絨毯にはコインランドリーで洗えるタイプのものとそうでないタイプのものがあります。基本的に、洗濯機を使用して洗えるタイプの絨毯であれば、コインランドリーに設置されている大型の洗濯機を使うことで、きれいにすることが可能です。

製品ごとに確認が必要であるものの、以下の絨毯はコインランドリーの洗濯機で洗える場合が多いです。

● 平織り
● タフテッド
● 麻張りホットカーペットのカバー

こういった絨毯は全体が柔らかく、洗濯機で洗っても問題ないものが多いです。

一方、ペルシャ絨毯をはじめとする裏地などが硬い絨毯は洗濯によって傷む可能性が高いため、コインランドリーでの洗濯は控えるようにしてください。特に高価なものであれば、クリーニング店や専門店のプロに任せた方が安心です。

またホットカーペットのカバーはコインランドリーの洗濯機で洗えますが、裏地部分にゴムなどの滑り止めがあるものは注意が必要です。ゴムラテックスの滑り止めは熱に弱く、この部分は乾燥機の熱で溶ける可能性があります。コインランドリーでは洗濯のみにし、自宅で天日干しを行うのがおすすめです。

コインランドリーで洗える絨毯の見分け方



実際にコインランドリーで洗える絨毯の見分け方は以下の3つです。

● 洗濯表示が洗濯可(乾燥可)となっている
● コインランドリーの洗濯機に入れる
● 破れたりほつれたりしていない

それぞれの方法を確認しておきましょう。

洗濯表示が洗濯可(乾燥可)となっている



ほとんどの絨毯には、洗濯表示が縫い付けられていたり、裏面に貼ってあったりします。洗濯や乾燥機の使用の可否は、洗濯表示で確認してください。注意書きが記載されている場合は、その内容も要確認です。

洗濯表示は、水が入った桶のようなマーク(洗濯桶のマーク)があれば洗濯可能です。桶の中に上限となる温度を表す数字が書かれている場合もあります。例えば、50と書かれていれば、50度までの温度であれば問題ないということです。

また四角の中に丸が3つ書かれたマークは、乾燥機が使えることを表す表示です。

コインランドリーの洗濯機に入る



自宅の洗濯機と同じように、コインランドリーの洗濯機には容量や重量の制限があるので、使用前に確認してください。

多くのコインランドリーの洗濯機は、中型サイズで17kg、大型サイズで27kgの容量です。さらに大きな洗濯機や靴用の洗濯機を設置しているコインランドリーもあります。

あくまで目安の数値ですが、絨毯を洗う際は、1畳で約12kg、2〜3畳で12kg、6畳で22kgの容量の洗濯機を使うのがおすすめです。せっかくコインランドリーまで行ったのに適したサイズの洗濯機がない、という状況を避けるために、必要な容量の洗濯機があるかを事前に確認しておくとよいでしょう。

破れたりほつれたりしていない



絨毯に破れやほつれがあると、洗濯機で洗った際に穴が広がる恐れがあるので注意してください。

目立たない小さな穴であっても、水洗いなどの洗濯中の力によって穴が広がったり、裂けたりすることもあります。また、中材が飛び出し、洗濯機を壊してしまうことにもなりかねません。

コインランドリーに絨毯を持って行く前に穴やほつれを確認し、可能であれば修繕してから洗うのがおすすめです。

コインランドリーで絨毯を洗う手順



絨毯の事前確認が終わったら、いよいよコインランドリーの洗濯機を使って洗濯します。以下の手順に従って洗ってください。


1. コインランドリーで絨毯に合ったサイズの洗濯機を選ぶ
2. 洗濯機に絨毯を入れる
3. 洗濯機にかける
4. 乾燥機にかける
5. 絨毯の状態を確認する

①コインランドリーで絨毯に合ったサイズの洗濯機を選ぶ



コインランドリーでは絨毯に合ったサイズの洗濯機を選ぶようにしてください。コインランドリーにはさまざまなサイズの洗濯機が設置されているので、余裕のあるサイズの洗濯機を選ぶようにしましょう。

小さなサイズの洗濯機でも絨毯を洗濯できます。しかし、シワやほつれなど想定外のダメージを与えることにもなりかねません。余裕のあるサイズの洗濯機で洗うことで、形崩れやシワなどを回避しやすく、形状を保ちやすくなります。

②洗濯機に絨毯を入れる



絨毯を洗濯機に入れる際は敷布団のように折り畳んで入れる必要はありません。畳まずに、ざっくりと洗濯機に入れてください。

絨毯を畳むと、畳んだ箇所に線が入る可能性があります。作動時の負荷により洗濯機が故障する恐れもあるので、注意しましょう。

③洗濯機にかける



どの洗濯機を使用するか決めたら、洗濯機に入れて洗濯を始めてください。洗濯のコースは毛布コース、もしくは大物洗いコースがおすすめです。これらのコースがない場会は多めの水で、優しく洗えるコースを選びましょう。

④乾燥機にかける



乾燥機にかけても問題ない絨毯であれば、洗濯後はそのまま乾燥機に移動します。乾燥機を選ぶ際は前の人が使った直後、つまり熱が残っているものがおすすめです。熱が残っていると乾燥機の温度がすぐに上昇するため、乾燥に要する時間を削減できます。

乾燥中 に表と裏を入れ替えると、全体が乾くまでの時間を短縮できます。ただし乾燥機によっては途中で止めることはできません。途中停止できない乾燥機の場合は、ある程度乾いた状態で持ち帰り自宅で干すか、完全に乾ききるまで乾燥機にかけてください。

⑤絨毯の状態を確認する



乾燥が終わったら、絨毯に汚れが残っていないか、深いシワが入っていないか確認してください。

埃などが絨毯に付着しているようであれば、掃除機で取り除きます。またシワが入っている場合は絨毯を霧吹きで湿らせ、乾いた布で毛並みの反対方向に向かって拭き取りましょう。拭き取りの際は、湿気が残っていないことをしっかり確認する必要があります。

コインランドリーで洗えない絨毯はクリーニング店や専門店によるクリーニングがおすすめ!



先述の通り、絨毯にはコインランドリーで洗えるものと洗えないものがあります。コインランドリーで洗えない絨毯や自分で洗うことに不安を感じる絨毯は、クリーニング店や専門店によるクリーニングがおすすめです。

こういった専門業者であればデリケートな素材の絨毯や裏地などが硬い絨毯にも対応してもらえ、絨毯を傷めずに頑固な汚れを落とせる可能性があります。洗濯機では落ちないシミや汚れも、プロの手によって取り除けるかもしれません。

またクリーニング店や専門店の中にはクリーニングだけでなく、修理や補修、消臭なども請け負っているところもあります。絨毯はメンテナンスを定期的に行うことで、清潔、かつ美しい状態を保てます。絨毯を大切に使いたい方は業者への依頼がおすすめです。

まとめ



本記事で解説したように、絨毯をコインランドリーで洗濯できるかどうかは一概にはいえません。絨毯にダメージを与えないためにも、まずは洗濯機の使用が可能な絨毯であるのかどうかを確認しましょう。またコインランドリーの洗濯機で洗えない絨毯をきれいにしたい場合は、クリーニング店や専門店にクリーニングを依頼するのがおすすめです。

絨毯のクリーニングを依頼したい方や絨毯に関する悩みを抱えている方は、ペルシャンギャラリーにお任せください。ペルシャンギャラリーはペルシャ絨毯やパキスタン絨毯など海外で購入した絨毯にも対応し、専門職人の手によって、繊維の芯まで染み付いた汚れを取り除く、特長的なクリーニングをご提供しています。頑固な汚れを落とすだけでなく、修繕にも対応しているため、絨毯本来の美しさを復活させられるでしょう。郵送での対応も行っているため、お住まいのエリアを問わずにご利用いただけます。

豊富な経験を生かし、絨毯の汚れに関する皆様のお悩みを解決いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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